枕は素材や形が変わるだけで、寝たときの感覚も大きく変わります。
今回寝心地の話は朝になってからで検証するのは、MOGU(モグ)の「家族の健康まくら」。
細かなパウダービーズを中材に使用した枕で、これまで検証してきた枕とは異なる寝心地が特徴です。
普段うつ伏せで寝ることが多い筆者が、実際に日勤・夜勤を含めて8日間使用し、寝心地とFitbitによる睡眠データを記録します。
睡眠スコアや睡眠時間、睡眠ステージだけでなく、寝心地や首の違和感、起床時の疲労感などもあわせて確認。
この記事では、MOGU「家族の健康まくら」を実際に使って感じた寝心地と、8日間の睡眠データをもとに検証していきます。
MOGU「家族の健康まくら」の外観と特徴
MOGU「家族の健康まくら」は、中材に細かなパウダービーズを使用した枕です。
実物を見てまず特徴的なのが、前後で高さが異なる形状です。

横から見ると、右の低い側と左の高い側の厚みの違いがより分かりやすくなります。
枕の向きを変えることで低い側と高い側を使い分けられるため、自分が寝やすい高さを選べる構造になっています。
また、中材にはMOGUでおなじみのパウダービーズが使われています。
実際に触ってみると、中の細かなビーズが動いて形が変わるのが分かります。ふんわりとした綿入り枕とは違い、押した場所から中材が移動していくような独特の感触です。
普段うつ伏せで寝ることが多い自分にとって、この高さの違いが寝心地にどう影響するのかも、実際に寝ながら確認していきます。
| 枕の特徴・感触 | 1~5 |
|---|---|
| 触った硬さ | 2 |
| 寝た時の硬さ | 3 |
| 沈み込み | 2 |
| 反発感 | 2 |
| フィット感 | 4 |
| 中材の動きやすさ | 4 |
| 蒸れにくさ | 3 |
2Lペットボトルを載せて沈み込みをチェック
枕の柔らかさや沈み込み方を確認するため、今回も約2kgの重さがある2Lペットボトルを使ってチェックします。
手で押した感覚だけでは枕ごとの違いを比較しにくいため、寝心地の話は朝になってからでは同じ条件で重さをかけ、どのように沈み込むのかを確認しています。
MOGU「家族の健康まくら」の沈み込みは?
今回はMOGU「家族の健康まくら」の低い側を手前にして撮影しました。


この角度から見ると、手前の低い側から奥の高い側へ厚みが変化しているのも分かります。
2Lペットボトルを載せると、パウダービーズが重さに合わせて動き、枕の形が変化します。
ここから実際の沈み込み方を確認し、寝たときの感覚とあわせて検証していきます。
MOGU「家族の健康まくら」で実際に寝て感じた寝心地
MOGU「家族の健康まくら」で実際に寝てみて最初に感じたのは、想像していたほど柔らかくなかったことです。
パウダービーズを使用していることから、もっとふわっと大きく沈み込む寝心地をイメージしていました。
しかし実際に頭を乗せてみると、中のビーズは動いて枕の形が変化するものの、ただ柔らかく沈み込んでいくような感覚ではありませんでした。
頭を動かすとビーズも一緒に移動するため、綿やウレタンとは違った独特の寝心地があります。
普段うつ伏せで寝ることが多い自分にとって、このパウダービーズ特有の寝心地が実際の睡眠にどう影響するのか、睡眠データとあわせて確認していきます。
MOGU「家族の健康まくら」で8日間寝た睡眠データ
寝心地だけでは分からない違いも確認するため、MOGU「家族の健康まくら」を使用している期間中はFitbitを装着して睡眠データを記録しました。
検証期間は日勤・夜勤を含む8日間です。
睡眠スコアや睡眠時間、睡眠ステージなどを記録しながら、実際に感じた寝心地や首の違和感、起床時の疲労感などもあわせて確認しています。
1日目|夜勤

1日目は夜勤前の睡眠です
睡眠時間は夜勤初日前は調整ですのでいつもこんな感じです
深い睡眠が11分なのが気になりますが、トータルの時間が2時間41分なのでこんなものでしょう
覚醒時間の入眠までの時間が気になるところ
枕を探すに当たって、寝つきが悪いというのは避けたい項目です
起床時の眠気も4と快眠できたとは少し言い難い状態でした
2日目|夜勤

夜勤1日目が終わってからの睡眠計測です
寝つきが悪かったので遅めの就寝となりました
睡眠時間は4時間28分と短めで予定よりも早く目が覚めてしまいました
この日も睡眠スコアは継続できずでしたが起床時の眠気は4として眠気がそれなりに残った状態でした
3日目|夜勤

この日は前日の睡眠が満足にできなかったからか9:37に寝てしまうという失態
そのあと全く寝付けず4時間ほど時間が過ぎていきます
睡眠スコアも53とかなり低めで悪い判定になりました
最後の方は2度寝感覚になり、目覚めは割とスッキリしていましたが、夜勤で寝れなかったというのは仕事の最中いつ眠くなるんだろうと不安になる要因になってしまいます
4日目|夜勤

睡眠スコア74を出したこの日は早めに寝て、早めに起きてしまいました
夜勤のために日中寝るんですが、どうしても6時間まで届かないのが現状
度々出てくる「寝付けない状態」ですが、この時は目が覚めているわけではなく、自覚がない状態です
意識がないのですが、もしかしたら浅い眠りのさらに浅い状態なのかもしれません
この日もうつ伏せで寝てうつ伏せで目が覚めました
起床時の眠気もそれなりに残っていて、目覚めはそこまで良いとは言えませんでした
5日目|日勤

日勤1日目前の入眠から翌朝までの睡眠です
夜は比較的よく寝れるんですが、夜更かしをしてしまって0:00を過ぎてから寝ることになりました
入眠までは比較的早く、寝付けない状態もほとんどない様子
相変わらず起床時の眠気は結構残っていました
気になるのは深い眠りが睡眠の前半で終わっていることと、レム睡眠がなんとなくバランスが悪いのかな?と感じました
6日目|日勤

日勤1日目終わりから2日目朝までの睡眠です
睡眠スコアは84、睡眠時間は6時間16分となかなかいい成績
ですが、途中何度か目が覚めているのは自覚としてあったので快眠というわけにはいきませんでした。寝付けない状態の所の3時辺りだと思いますが、実際に目を開けて時計を見たわけではなく、目が覚めているという自覚がある状態で、気づいたらいつの間にか寝ていました
この日も起床時の眠気は相変わらずで、眠気がそれなりにあるという状態でした
7日目|日勤

日勤2日目から3日目までの睡眠です
睡眠スコアは80と良い感じで、睡眠時間は少し夜更かしをして5時間42分でした
覚醒状態の時間が16分と入眠まで少し手こずっていました
この日も一度目が覚めている自覚があり、恐らく「寝付けない状態」3時くらいの所だと思いうます
起床時の眠気はこれまで同様、眠気はそれなりに残っている状態ですっきりした目覚めはできませんでした
8日目|日勤

この日は全然寝付けなくて2時後半まで起きてしまいました
起床も遅れて睡眠時間は3時間57分
睡眠スコアも61という結果に。
気になるのが、覚醒状態の所が途切れた直後に寝付けない状態が表示されているところ
確かに眠ってはいたのですが、入眠が良くなかったのかもしれません
8日間の睡眠データを測定
8日間の測定結果をまとめました
| 項目 | 8日間の結果 |
|---|---|
| 平均睡眠時間 | 4時間40分 |
| 平均覚醒時間 | 40分 |
| 平均浅い睡眠 | 2時間39分 |
| 平均深い睡眠 | 58分 |
| 平均レム睡眠 | 1時間2分 |
| 平均寝付きやすさ | 1.9 / 5 |
| 平均起床時の眠気 | 3.8 / 5 |
| 平均疲労の残り | 2.9 / 5 |
| 平均首の違和感 | 2.4/ 5 |
| 平均肩の違和感 | 1.3/ 5 |
| 平均枕の寝心地 | 2.3 / 5 |
平均睡眠スコアは72.7で計測できた期間は6日という結果になりました
8日間使って感じた家族の健康まくらの寝心地
MOGU「家族の健康まくら」を8日間使ってみましたが、自分の場合、寝心地が特別良かったとは言いにくい結果になりました。
8日間の寝心地評価は平均2.25/5。睡眠スコアを計測できた6日間の平均は72.7点でした。
日勤では睡眠スコア84点を記録した日もあり、睡眠スコアそのものが一貫して悪かったわけではありません。
一方で気になったのが、睡眠途中で目が覚めることが多かったことです。途中で目が覚めて再び眠った日が複数あり、朝までぐっすり眠れたという印象はあまりありませんでした。
また、起床時の眠気も平均3.75/5とやや残る結果に。
ただし、今回の検証には日勤・夜勤の両方が含まれており、寝る時間帯や生活リズムの影響も考えられます。そのため、途中覚醒や眠気の原因が枕にあるとは判断していません。
良かったところ
- パウダービーズによる適度な柔らかさがある
- 柔らかくても頭が大きく沈み込みすぎない
- 頭を動かすと中のビーズも動き、形を変えやすい
- ビーズが擦れる音は、思っていたほど気にならなかった
- 寝返りや入眠時に頭を動かしても、音を過度に気にせず使えた
気になったところ
- 8日間の寝心地評価は平均2.25/5と低めだった
- 睡眠途中で目が覚める日が複数あった
- 起床時の眠気が平均3.75/5とやや残った
- 最終日にはなかなか寝付けない日もあった
8日間使ってみて特に印象に残ったのは、「柔らかいけれど、柔らかすぎない」寝心地です。
ふかふかと大きく沈み込む枕が苦手だけれど、ある程度の柔らかさが欲しい人には使いやすそうです。
自分の場合は途中覚醒や起床時の眠気が気になる結果となりましたが、睡眠スコア自体は極端に悪いわけではなく、パウダービーズならではの寝心地を感じられる枕でした。
MOGU「家族の健康まくら」はこんな人におすすめ
8日間実際に使ってみた結果、MOGU「家族の健康まくら」は次のような人に向いていると感じました。
おすすめな人
- 柔らかい枕が好きだけれど、沈み込みすぎる枕は苦手な人
- 頭の位置に合わせて形が変わる枕が好きな人
- 綿やウレタンとは違った寝心地を試してみたい人
- パウダービーズの感触が好きな人
- 寝返りをしたときのビーズ音が多少あっても気にならない人
特に印象に残ったのは、パウダービーズによる「柔らかすぎない柔らかさ」です。
ふかふかと頭が深く沈み込むタイプではなく、ビーズが動きながら形を変えてくれるため、柔らかさと支えられている感覚の両方が欲しい人には試しやすい枕だと思います。
一方で、自分の場合は途中覚醒や起床時の眠気が気になる結果になりました。寝心地には好みもあるため、今回の睡眠データもひとつの実例として参考にしてもらえればと思います。
MOGU「家族の健康まくら」の総合評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 寝心地 | ★★★☆☆ |
| フィット感 | ★★☆☆☆ |
| 寝返りのしやすさ | ★★☆☆☆ |
| コスパ | ★★☆☆☆ |
| うつ伏せ適性 | ★★☆☆☆ |
| 総合評価 | ★★☆☆☆ |
まとめ|MOGU「家族の健康まくら」を8日間使ってみた結果
MOGU「家族の健康まくら」を8日間使って検証しました。
今回の検証では途中で目が覚める日が複数あり、起床時の眠気も残りやすく、自分にとって寝心地が特別良い枕とは言えない結果になりました。
一方で、パウダービーズならではの柔らかさは印象的です。
実際に使う前に想像していたほど柔らかすぎず、頭の動きに合わせて中材が動いて形が変わります。ビーズが擦れる音についても、自分の場合は睡眠時に気になるほどではありませんでした。
睡眠スコアだけを見ると極端に悪い結果ではなかったため、今回改めて感じたのは、睡眠データの良し悪しと実際の寝心地は必ずしも一致しないということです。
MOGU「家族の健康まくら」は、柔らかい枕が好きだけれど、ふかふかと沈み込みすぎる枕は苦手という人には試しやすい枕だと思います。
今回の結果はあくまで、うつ伏せ寝が多く、日勤と夜勤を繰り返す環境で8日間使用した一例です。
今後も同じ条件でさまざまな枕を実際に使い、睡眠データと寝心地の両方から比較していきます。


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