枕は素材や形状によって寝心地が大きく変わります。
柔らかい枕がいいのか、硬めの枕がいいのか。実際に寝てみないと、自分に合う枕はなかなかわかりません。
そこで今回は、ニトリ「ホテルスタイル枕」、GOKUMIN「ベーシックローピロー」、MOGU「家族の健康まくら」、西川「肩楽寝」の4種類を実際に使って比較しました。
普段うつ伏せで寝ることが多い自分が、日勤と夜勤を繰り返す生活の中で、それぞれの枕の寝心地を記録しています。
検証では、Fitbitによる睡眠スコアや睡眠時間に加えて、寝付きやすさ、起床時の眠気、首の違和感なども確認しました。
比較してみると、睡眠スコアが高かった枕が、必ずしも寝心地の良い枕とは限らないという結果が見えてきました。
この記事では、4種類の枕を使って感じた違いと睡眠データを比較しながら、それぞれの特徴や自分に合う枕の選び方について考えていきます。
比較した4種類の枕と検証方法

今回比較したのは、素材や形状が異なる4種類の枕です。
同じ枕でも、柔らかさや高さ、頭の沈み込み方によって寝心地は変わります。
それぞれの枕を実際の睡眠で使用し、Fitbitによる睡眠データと起床後の感想を記録しました。
今回比較した4種類の枕
① ニトリ「ホテルスタイル枕」

ポリエステルわたを使用した、ふんわりとした感触の枕です。
4種類の中でも柔らかさが印象的でしたが、自分には柔らかすぎると感じることがありました。
② GOKUMIN「ベーシックローピロー」

低めの設計が特徴の枕です。
実際に使用すると、想像していたほど柔らかくはなく、頭の沈み込みも少なく感じました。
→ GOKUMIN「ベーシックローピロー」の詳しいレビューはこちら
③ MOGU「家族の健康まくら」

パウダービーズを使用した枕で、ほかの3種類とは異なる独特の感触があります。
ビーズ特有の擦れる音は気になりませんでしたが、睡眠途中で目が覚めることや、起床時の眠気が気になる日がありました。
④ 西川「肩楽寝」

中央にくぼみがあり、中材を出し入れすることで高さを調整できる枕です。
少し硬めの寝心地で、購入時の状態では自分のうつ伏せ寝には高すぎると感じました。
検証方法について
今回の検証では、普段の睡眠環境を大きく変えず、使用する枕を交換して寝心地を比較しました。
基本的には1種類につき8勤務日を検証期間とし、日勤と夜勤の両方で使用しています。ただし、GOKUMINは7日間の記録です。
記録した主な項目は次のとおりです。
- Fitbitによる睡眠スコアと睡眠時間
- 深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠の時間
- 寝付きやすさ
- 起床時の眠気
- 首の違和感
- 実際に寝て感じた枕の硬さや高さ
また、枕の沈み込み方を比較するため、2Lペットボトルを使った検証も行っています。
比較結果を見る際の注意点
今回の検証は、普段うつ伏せで寝ることが多い自分自身の記録です。
また、日勤と夜勤では睡眠時間帯が異なるため、勤務状況による影響も考えられます。
Fitbitの睡眠スコアが記録されなかった日もあるため、平均スコアは取得できた日だけで計算しています。
そのため、睡眠スコアの高い枕が必ずしも優れているとは判断せず、実際の寝心地と合わせて比較していきます。
なお、睡眠データは枕だけの影響を示すものではありません。今回の結果は、あくまで自分自身がそれぞれの枕を使用した際の記録として紹介します。
4種類の枕の睡眠データを比較
今回使用した4種類の枕について、Fitbitで測定した睡眠データと、毎朝記録した寝心地の評価を比較しました。
4種類の枕の睡眠データ比較表
| 比較項目 | ニトリ | GOKUMIN | MOGU | 西川 肩楽寝 |
|---|---|---|---|---|
| 検証日数 | 8日 | 7日 | 8日 | 8日 |
| 平均睡眠スコア | 62.0 | 70.0 | 72.7 | 77.8 |
| スコア取得日数 | 4日 | 1日 | 6日 | 4日 |
| 平均睡眠時間 | 4時間49分 | 4時間38分 | 4時間41分 | 5時間11分 |
| 寝付きやすさ(5点満点) | 2.50 | 2.29 | 1.88 | 2.38 |
| 起床時の眠気(5段階) | 3.75 | 3.29 | 3.75 | 3.25 |
| 首の違和感(5段階) | 3.25 | 1.00 | 2.38 | 2.50 |
| 枕の寝心地(5点満点) | 2.00 | 3.00 | 2.25 | 2.38 |
※睡眠スコアはFitbitで取得できた日のみを集計しています。睡眠時間と主観評価は各枕の記録日数で平均しました。
※寝付きやすさ・枕の寝心地は数値が高いほど良い評価、起床時の眠気・首の違和感は数値が高いほど強い状態を表しています。
睡眠スコアが最も高かったのは西川「肩楽寝」
平均睡眠スコアが最も高かったのは、西川「肩楽寝」の77.8点でした。
しかし、実際の寝心地では枕の高さが合わず、朝起きたときの首の痛みが気になる日もありました。
一方、GOKUMINは睡眠スコアを取得できた日が1日しかありませんでしたが、寝心地の平均評価は3.00点と4種類の中で最も高く、首の違和感も7日間すべて1でした。
この結果から、睡眠スコアが高いことと、自分にとって寝心地が良いことは必ずしも一致しないと感じました。
ただし、肩楽寝の睡眠スコアは日勤4日分、ニトリは夜勤4日分のみの記録です。勤務区分や睡眠時間帯が異なるため、平均スコアだけで枕の優劣を判断することはできません。
寝心地の評価ではGOKUMINが最も高かった
4種類の枕の中で、寝心地の平均評価が最も高かったのはGOKUMIN「ベーシックローピロー」の3.00点でした。
特に印象的だったのは、首の違和感が少なかったことです。
反対に、ニトリ「ホテルスタイル枕」は寝心地の平均が2.00点で、首の違和感も比較的強く記録されていました。
MOGU「家族の健康まくら」は2.25点、西川「肩楽寝」は2.38点と、どちらも寝心地の評価は高くありませんでした。
今回の4種類では、柔らかさだけでなく、枕の高さや頭の沈み込み方も自分の寝心地に関係しているように感じました。
睡眠データと実際の寝心地を比較してわかったこと
今回の検証では、Fitbitの睡眠スコアが高い枕ほど、実際の寝心地も良いという結果にはなりませんでした。
特に西川「肩楽寝」は、睡眠スコアでは最も高かったものの、枕の高さが合わず、首の痛みが気になる結果でした。
一方でGOKUMINは、睡眠スコアの記録が少ないため客観的な比較は難しいものの、主観的な寝心地では最も良い評価となりました。
睡眠データは枕以外にも勤務時間や疲労、体調などの影響を受けるため、枕だけの効果を示すものではありません。
そのため、今後もFitbitの数値だけで判断するのではなく、実際に寝たときの感覚や起床時の状態を合わせて記録していきたいと思います。
素材によって寝心地はどう違った?
今回比較した4種類の枕は、それぞれ素材や形状が異なります。
実際に使ってみると、単純に柔らかい枕が寝やすいというわけではなく、頭の沈み込み方や枕の高さによっても寝心地が変わることがわかりました。
そこで、2Lペットボトルを使った沈み込みテストと、実際に寝たときの感覚を比較してみます。
4種類の枕の素材と寝心地を比較
| 枕 | 素材・構造 | 実際に感じた寝心地 |
|---|---|---|
| ニトリ ホテルスタイル枕 | ポリエステルわた | ふんわり柔らかく、頭が沈みやすい |
| GOKUMIN ベーシックローピロー | ウレタンフォーム | 低めで沈み込みが少なく、思ったよりしっかりした感触 |
| MOGU 家族の健康まくら | パウダービーズ | ビーズが動いて形が変わる、独特の柔らかさ |
| 西川 肩楽寝 | パイプ素材 | 少し硬めで、頭を置く位置によって高さが変わる |
2Lペットボトルを使った沈み込み比較




柔らかい枕でも寝心地が良いとは限らなかった
ニトリ「ホテルスタイル枕」は、今回の4種類の中でもふんわりとした柔らかさが印象的でした。
しかし、実際に寝てみると自分には柔らかすぎると感じることがあり、寝心地の評価は4種類の中で最も低い結果になりました。
MOGU「家族の健康まくら」も柔らかい感触がありますが、ポリエステルわたとは違い、中のビーズが動くことで形が変わります。
柔らかさの種類は違うものの、どちらも今回の検証では寝心地の評価が高くありませんでした。
柔らかいことだけが、自分に合う枕の条件ではないと感じました。
沈み込みが少ないGOKUMINは比較的寝やすかった
GOKUMIN「ベーシックローピロー」は、2Lペットボトルを置いても沈み込みが少なく、実際に寝たときも思っていたほど柔らかくありませんでした。
しかし、今回の4種類の中では寝心地の平均評価が最も高く、首の違和感も少ない結果でした。
自分の場合、うつ伏せ寝では頭が沈み込みすぎないことに加えて、枕そのものの高さが低いことも寝やすさにつながっているのかもしれません。
ただし、GOKUMINの睡眠スコアは取得できた日が少ないため、睡眠データからも優れているとは判断できません。
硬さだけでなく高さも重要だった
西川「肩楽寝」は、今回の4種類の中でも少し硬めの感触がありました。
ただし、自分が特に気になったのは硬さよりも高さです。
ほかの枕では頭が沈むことで低い位置を見つけられる場合もありましたが、肩楽寝は購入時の状態ではどこに頭を置いても高く感じました。
その結果、朝起きたときに首が痛くなる日もありました。
肩楽寝は中材を抜いて高さを調整できますが、今回の8日間は購入時の状態のまま使用しています。
そのため、高さを調整した場合の寝心地については、今回の結果だけではわかりません。
4種類を比較して感じたこと
今回の検証で印象に残ったのは、枕の素材そのものよりも、素材による沈み込み方と枕の高さの組み合わせが寝心地に関係していそうだということです。
柔らかいニトリやMOGUが必ずしも寝やすかったわけではなく、少し硬めでも高さの低いGOKUMINの方が、自分には比較的使いやすい結果となりました。
一方で、肩楽寝のように硬さ自体は気にならなくても、高さが合わないと寝心地が悪く感じる場合もありました。
もちろん、これは自分のうつ伏せ寝を中心とした検証結果であり、すべての人に当てはまるものではありません。
今後は、異なる素材の枕も試しながら、どのような高さや沈み込み方が自分に合っているのかを引き続き調べていきたいと思います。
実際に寝てわかった4種類の枕の特徴
4種類の枕を実際に使ってみると、それぞれに良かった点と気になった点がありました。
ここでは、8日間(GOKUMINのみ7日間)の検証で印象に残ったことを簡単にまとめます。
ニトリ「ホテルスタイル枕」|柔らかさが自分には合わなかった
良かった点
- ふんわりとした柔らかさがある
- 頭を置くと自然に沈み込む
- クッションのような感触が楽しめる
気になった点
- 自分には柔らかすぎると感じた
- 睡眠途中で目が覚める日が多かった
- 朝起きたときに首の違和感が残ることがあった
柔らかい枕が好きな人には魅力的な感触ですが、自分のうつ伏せ寝にはあまり合いませんでした。
GOKUMIN「ベーシックローピロー」|低めの高さが比較的使いやすかった
良かった点
- 枕の高さが低く、うつ伏せ寝でも使いやすかった
- 頭の沈み込みが少なく、安定した感触があった
- 今回の検証では首の違和感が少なかった
気になった点
- 想像していたほど柔らかくなかった
- 包み込まれるような感触は少ない
- 睡眠スコアの取得日数が少なく、数値での比較が難しかった
今回の4種類では、寝心地の平均評価が最も高かった枕です。
特に、低めの高さが自分の寝姿勢に合っていたように感じました。
→ GOKUMIN「ベーシックローピロー」の詳しいレビューはこちら
MOGU「家族の健康まくら」|独特の感触はあるものの眠気が残った
良かった点
- パウダービーズならではの柔らかさがある
- 中のビーズが動いて頭の位置に合わせて形が変わる
- ビーズの擦れる音は気にならなかった
気になった点
- 睡眠途中で目が覚める日が多かった
- 朝起きたときに眠気が残ることがあった
- 思っていたほど柔らかい寝心地ではなかった
ビーズ素材ならではの感触は特徴的でしたが、今回の検証では寝心地の評価はあまり高くありませんでした。
西川「肩楽寝」|高さが合わず首の痛みが気になった
良かった点
- 少し硬めでしっかりした感触がある
- 中材を抜いて高さを調整できる
- 自然と仰向けで眠れた日があった
気になった点
- 購入時の高さが自分のうつ伏せ寝には合わなかった
- 頭を置く位置を変えても高く感じた
- 朝起きたときに首が痛くなる日が何日もあった
今回の4種類では平均睡眠スコアが最も高かったものの、実際の寝心地はあまり良くありませんでした。
ただし、今回は高さを調整していないため、中材を抜いた場合には違う結果になる可能性があります。
4種類を使って感じた共通点
今回の検証では、柔らかさだけでなく、枕の高さや頭の沈み込み方によって寝心地が変わることを実感しました。
特に自分の場合は、低めで頭が沈み込みすぎない枕の方が、比較的寝やすい傾向がありました。
ただし、今回の結果は限られた期間の記録であり、枕の性能そのものを順位づけできるものではありません。
それぞれの詳しい使用感や日ごとの睡眠データは、個別レビューで紹介しています。
どんな人にどの枕が向いている?
4種類の枕を使ってみると、それぞれ素材や高さ、頭の沈み込み方に違いがありました。
自分にとって寝心地が良かった枕が、ほかの人にも合うとは限りません。
そこで、実際に使用して感じた特徴をもとに、どのような好みの人に向いていそうかを整理しました。
柔らかく包み込まれる感触が好きならニトリ「ホテルスタイル枕」
ふんわりとした柔らかさを重視する人には、ニトリ「ホテルスタイル枕」が候補になります。
ポリエステルわたを使用しており、頭を置くと自然に沈み込む、クッションのような感触が特徴です。
ただし、自分の場合は柔らかすぎると感じ、寝心地の評価も高くありませんでした。
頭が沈み込む柔らかい枕を好む人には検討する価値がありますが、沈み込みが苦手な人には合わない可能性があります。
低めで沈み込みの少ない枕が好きならGOKUMIN「ベーシックローピロー」
低めの枕を探している人には、GOKUMIN「ベーシックローピロー」が候補になります。
今回の4種類では寝心地の平均評価が最も高く、首の違和感も少ない結果でした。
実際に使ってみると、思っていたほど柔らかくはありませんでしたが、低めの高さが自分のうつ伏せ寝には比較的合っていたように感じます。
うつ伏せ寝で枕の高さが気になる人や、頭が沈み込みすぎない寝心地を求める人には、試してみる価値があると思います。
ビーズ特有の感触を求めるならMOGU「家族の健康まくら」
一般的なわたやウレタンとは違う感触を求める人には、MOGU「家族の健康まくら」が候補になります。
中に入ったパウダービーズが動くことで形が変わり、独特の柔らかさがあります。
今回の検証では途中覚醒や起床時の眠気が気になりましたが、ビーズの擦れる音は特に気になりませんでした。
ビーズ素材ならではの感触が好きな人や、頭の位置に合わせて形が変わる枕を試したい人に向いていそうです。
高さを自分で調整したいなら西川「肩楽寝」
枕の高さを自分で調整したい人には、西川「肩楽寝」が候補になります。
中材を出し入れできるため、購入時の高さが合わない場合でも調整できることが特徴です。
ただし、自分の場合は購入時の状態では高すぎると感じ、首の痛みが気になる日もありました。
今回は高さを調整せずに検証したため、調整後の寝心地については判断できません。
少し硬めの寝心地が好きな人や、高さを調整しながら自分に合う位置を探したい人に向いていると思います。
うつ伏せ寝の自分が選ぶならGOKUMIN
今回の4種類から、自分がもう一度使う枕を選ぶとしたら、GOKUMIN「ベーシックローピロー」です。
理由は、睡眠スコアではなく、実際に寝たときの高さや首の違和感が比較的少なかったことです。
もちろん、今回の結果だけでGOKUMINが最も優れた枕だとは言えません。
それでも、今回の検証を通じて、自分には低めで沈み込みすぎない枕が合っている可能性を感じました。
まとめ|4種類の枕を比較してわかったこと
今回は、ニトリ「ホテルスタイル枕」、GOKUMIN「ベーシックローピロー」、MOGU「家族の健康まくら」、西川「肩楽寝」の4種類を実際に使用し、寝心地と睡眠データを比較しました。
素材や形状の異なる枕を使ってみて、特に印象に残ったのは次の3つです。
- 柔らかい枕が必ずしも寝やすいとは限らない
- うつ伏せ寝では枕の高さや沈み込み方が重要だと感じた
- Fitbitの睡眠スコアと実際の寝心地は必ずしも一致しなかった
今回の4種類では、GOKUMIN「ベーシックローピロー」が最も寝心地の評価が高く、首の違和感も少ない結果でした。
一方で、平均睡眠スコアが最も高かったのは西川「肩楽寝」です。しかし、実際には高さが合わず、朝起きたときの首の痛みが気になる日もありました。
このことから、睡眠スコアだけでは自分に合う枕を判断するのは難しいと感じています。
また、今回の検証では日勤と夜勤が混在しており、Fitbitの睡眠スコアを取得できなかった日もあります。
そのため、今回の数値は枕そのものの性能を示すものではなく、それぞれを使用したときの自分自身の睡眠記録として捉えています。
現時点では、低めで頭が沈み込みすぎない枕が、自分のうつ伏せ寝には比較的合っているようです。
ただし、まだ4種類を比較した段階なので、これが自分にとって最適な枕の条件なのかはわかりません。
今後も異なる素材や形状の枕を使いながら、同じ基準で寝心地と睡眠データを記録していきます。
自分に合う枕を探すために、これからも実際に寝て、測って、比較していきたいと思います。


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